2016.03.03 Thursday

集まろう! 文科省交渉、交流会 総会・世話人会

集まろう! 文科省交渉、交流会 総会・世話人会

文科省交渉
 集合 3月11日(金曜日)午後2時
     事前打ち合わせ

 日時 3月11日(金曜日)午後3時〜5時
 場所 参議院議員会館B102
  ※議院会館に入るには「入行証」が必要です。
  ※2時までに参議院議院会館ロビーにお集まりください。
   「入行証」をお渡しします。     
  ※参加される方はご連絡ください。
    090-4712-9696(佐野)

交流会 午後6時頃から


障害児を普通学校へ・全国連絡会総会・世話人会

 日時 3月12日(土曜日)午前9時30分〜15時

 会場 大田区立消費者生活センター 2階第6集会室

今年は世話人会と総会を一体的に実施することを試みます。本来的には別々な会議ですが、実際的に議論が重なっていることがありました。一体的に行うことで議論の時間をできるだけ多くとれたらと考えました。運動の方針案を掲載しました。日程等も別掲しました。多様な教育機会確保法案なども話し合います。


2016.02.03 Wednesday

激写の再現 —『康ちゃんの空』復刻のお知らせ—

 この記事を読んでいる方々の中には、『康ちゃんの空』をご存じの方もいると思います。「ああ、足立区役所に金井康治君の花東小への転校を求めて行った時の写真集ね」っていう人も、実際に「その現場に行ったよ」という支援者もいるでしょう。
 この金井康治さんの転校要求運動が、希望すれば普通学校に入れる可能性を現在のように広げたのでした。その意味で多くの皆さんに読み続けてほしい本なのですが、出版元の創樹社は既にありません。なので、今回著者の楠山忠之さんの同意を得て、全国連絡会発行主体として千書房から復刻出版されました。
 金井康治さんは1983年に花畑北中学校に入ることができました。弟や地域の子どもたちと一緒に学校に行きたいと、城北養護学校から花畑東小学校への転校を願い出てから実に6年の月日がたっていました。しかし、希望していた花東小学校にはわずかな「学習参加」(1981・5・22〜6・19)を除いて入ることができませんでした。
 教育行政ってほんとにケチで権威的です。中学校に入れるのなら2年前の「学習参加」に続いて小学校に入れてくれれば良かったのです。しかしそのまま入れたのでは、いかにも圧力に屈したようでかっこ悪いとか、前例になったら困るとか、いうことなのでしょう。
 日本の教育法制度では、当時も今も障害があったら必ず障害者専用につくられた特別支援学校に入らなければならないとはなっていません。特別支援学校は障害児に対し普通学校に「準ずる教育を施す」となっているだけです(学校教育法72条)。
 もちろん、だからといって勝手に選べるわけではなく、ある程度の障害があれば教育委員会と保護者との「合意」という形でいずれかの学校に入ることになります。その結果、引っかかった子どもの半分くらいは普通学級、もう半分くらいが特別支援学校・学級に入ります。それで保護者の方には「うちは選んで特別支援学校に入った」と胸を張る方もいるのですね。
 しかし、どこに入るにしろ決定するのは教育委員会であって、就学先決定は「措置」という行政処分です。これは障害のない子も同じです。親の意見は参考意見に過ぎないのです。「参考」でも聞かないよりまし、いや「かなりの進歩だ」「闘いの成果だ」という意見もあるかもしれません。
 個々の場合については独自の経過と当事者の努力があるので、「選んだ」「進歩だ」「成果だ」といって構わないと思います。しかし、社会の仕組みとしてそれでいいのか、となると話は別ではないでしょうか。
 第一にある程度以上の障害があると見なされた場合このような別ルートをとること、第二に最終決定権が行政にあることは、簡単に認めて良いこととは思えません。
 第一は障害者差別の疑いが濃厚です。障害があるということで他の者から区別することは差別であると日本も批准した障害者権利条約に明記されています。第二は、個人の人生の重要な選択を行政に決定させていいのか、ということです。それでは徴兵制と同じではありませんか。
 金井康治さんの闘いは、この二つの問題への問いかけであり、主要な当面の相手は第二の行政の決定権であったのです。
 この写真集に激写されている足立区役所のバリケードはその象徴です。障害者差別でなくてもたとえば沖縄の辺野古のように、行政にたてつく者は粉砕する、という行政権力の意思表示であるのです。金井康治さんはそこに風穴をあけたのです。
 復刻に当たっては、この本は写真集ですので、どの程度この権力の意思表示を鮮明に再現できるのか心配でした。新聞の写真をコピーするとブツブツ(モアレ)が目立って見にくくなります。そういうことになるのではないかとどきどきしていましたが、近頃のスキャナ技術はすごい! ほとんどモアレが気にならないのです。原本と比較しても95%のできで迫力満点。
 そしてこの写真集は中学入学決定の1年半前で終わっています。「成果」報告ではないのです。闘かったがどうなるのか先が全く見えない、康治さん本人にはとても苦しい時期でした。だからこそ、今でも切実に私たちに問題を訴えかけてくる本です。まだ本書を見たことがない方はもちろん、読んでいる方もぜひ手にとって見てください。
 お問い合わせは全国連絡会事務局へお願いします。全国連からお買い求めの場合には会員割引があります。(定価2000円)
※この記事は全国連会報2015年12月号340掲載の記事に若干の加筆をしています。

 

2015.09.27 Sunday

全国一斉障害児の普通学級就学相談ホットライン 2015年10月のお知らせ

今年2回目のホットラインを実施します。障害者権利条約批准、障害者基本法改正、施行令改正があっても、保護者の付き添いを求めたり、普通学級への就学を阻もうという対応があります。差別解消法施行直前となった今もです。
保護者は早くから特別な教育がいいとすすめられてきていますが、一方で分けられることにも気づいています。就学時健診が行われるこの時期ならではの相談や、入学してからの進級や進学についての相談もあると思います。
共に学ぶ教育の大切さを伝えていきましょう。実施地域、時間等は以下の表をご覧ください。
会員の皆さんには、周りの皆さんにお声かけください。フェイスブックやラインなどができる方は拡散、呼びかけをお願いします。
なお開催場所によって期日・時間がそれぞれ異なっています。ご注意下さい。
障害児を普通学校へ・全国連絡会 事務局
 

全国一斉障害児の普通学級就学相談ホットライン 2015年 10月 

私たち「全国連絡会」は1981年の結成以来、「どの子も地域の学校で学ぶ」を求めて活動してきています。障害者権利条約も批准され、障害者基本法、学校教育法施行令も改正されました。障害者差別解消法の施行もまもなくです。 

しかし、特別支援教育も含めてインクルーシブ教育システムと言い張り、教育委員会が総合的に判断して就学先を決めるという仕組みであるために、実態的にはあまり変わらなかったり、加えて就学に保護者の付き添いを求めたりすることが多く見られ、障害がある場合は特別な場へという排除の姿勢があらためて露わになって来ています。 

早期からの健診が分離を進めている実態がありますが、分けられることに気づいている人たちの共に学びたいという声もあがっています。その声とつながり、「共に学ぶ」ことをすすめていく相談をして、地域で粘り強く迫っていくことが必要だと思います。 

今回は、全国12カ所で仲間が一緒に行います。実施してくださる皆さんありがとうございます。自信をもって進めていきましょう。また、会員の皆さんには是非宣伝をお願いします。可能な方はフェイスブックやラインでの拡散をお願いします。行われない地域の皆さんは、事務所を紹介してください。なお開催場所によって期日・時間が異なっています。ご注意下さい。 

障害児を普通学校へ・全国連絡会 2015/9/25時点作成 

 
開催場所 開催日時 受付電話 受付者
[東京](全国) 10月19日(月)10:00〜17:00
10月20日(火)10:00〜16:00
03-5313-7832 全国連絡会事務所
[東京・杉並 ] 10月21日(水)10:00〜20:00 090-6028-4276 田崎
[東京・三多摩]
10月19日(月)9:00〜17:00

042-362-5703
郡司
[青森] 10月19日(月)18:00〜21:00
10月20日(火)10:00〜12:00
         13:00〜16:00
0178-45-5710
または090-4886-8938
宮崎
[栃木]
(全国)
10月19日(月)18:00〜22:00
20日(火)18:00〜22:00
0285-38-8977 片岡一英
[埼玉] 10月19日(月)10:00〜17:00 10月20日(火)10:00〜17:00 049-266-4987
070-6481-8824
埼玉障害者自立生活協会
はなの樹
[埼玉] 10月22日(月) 9:00〜14:00
          17:00〜19:00
090-2646-5268 安原
[千葉] 10月19日(月)10:00〜16:00
10月20日(火)10:00〜16:00
043-295-6322 高村
[山梨] 10月19日(月)9:00〜18:00
10月20日(火)9:00〜12:00
       16:00〜19:00
055-272-4419
090-4712-9696
佐野
[富山] 10月19日(月)14:00〜20:00
10月20日(火)14:00〜20:00
076-438-3078 藤井
[静岡] 10月18日(日)19:30〜21:30
10月19日(月)19:30〜21:30
10月20日(火)19:30〜21:30
055-973-5613
090-8324-6473
梅田
[大阪] 10月20日(月)10:00〜16:00
10月21日(火)10:00〜16:00
06-6779-8136 障大連 西尾 鈴木片岡
まず、ホットラインでしょうか、とおたずねください。
[長崎] 10月19日(月) 10:00〜18:00
10月20日(火)10:00〜18:00
0957-22-8814 松尾

2015.05.27 Wednesday

全国一斉障害児の就学相談ホットラインのお知らせ(2015年6月)

私たち「障害児を普通学校へ・全国連絡会」は1981年の結成以来、「どの子も地域の学校で学ぶ」を求めて活動してきています。障害者権利条約も批准され、障害者基本法、学校教育法施行令も改正されました。障害者差別解消法の施行もまもなくです。しかし、特別支援教育も含めてインクルーシブ教育システムと言い張り、教育委員会が総合的に判断して就学先を決めるという仕組みであるために、実態的にこれまでと変わらない状況があります。
加えて、本人・保護者の意向を最大限尊重と言いながらも、就学に保護者の付き添いを求めることが多く見られます。障害がある場合は特別な場へという排除の姿勢があらためて露わになって来ています。
共に学びたいという声はまだまだ地域に埋もれていると思います。その声とつながり、「共に学ぶ」ことを進めていく相談をして、地域で粘り強く迫っていくことが必要だと思います。今回のホットラインは、全国16カ所で仲間が一緒に行います。新たに実施してくださる地域もあります。自信をもって進めていきましょう。
なお開催場所によって期日・時間がそれぞれ異なっています。ご注意下さい。
 
障害児を普通学校へ・全国連絡会 2015/5/9時点作成
開催場所 開催日時 受付電話 受付者
[東京](全国)
6月8日(月)10:00〜17:00
6月9日(火)10:00〜16:00
03-5313-7832 全国連絡会事務所
[東京・杉並 ] 6月8日(月)17:00〜21:00
6月9日(火)17:00〜21:00
6月10日(水)10:00〜20:00
090-6028-4276 田崎
[東京・
八王子]
6月8日(月)10:00〜21:00
6月9日(火)10:00〜11:00
                12:30〜16:00
042-667-3692 小川
[北海道] 6月7日(日)10:00〜17:00     011-852-2688 荒野
地域活動センター
[青森] 6月8日(月)17:00〜21:00
6月9日(火)10:00〜16:00
0178-45-5710
090-4886-8938
宮崎
[宮城] 6月8日(月)10:00〜17:00
6月9日(火)10:00〜17:00
022-251-3106 石川
[埼玉] 6月8日(月)10:00〜17:00  
6月9日(火)10:00〜17:00
049-266-4987
070-6481-8824
埼玉障害者自立生活協会
はなの樹
[埼玉] 6月8日(月) 9:00〜14:30
16:30〜20:00
090-2646-5268 安原
[山梨] 6月8日(月)10:00〜18:00
6月9日(火)10:00〜12:00
055-272-4419
090-4712-9696
佐野
[静岡] 6月8日(月)19:00〜21:00
17:00〜21:00
6月9日(火)17:00〜21:00
055-973-5613
090-8324-6473
梅田 障害を持つ子の就学を考える東部ネットワーク
[大阪] 6月8日(月)13:00〜17:00     6月9日(火)13:00〜17:00 06-6779-8136 片岡  障大連
まず、ホットラインでしょうか、とおたずねください。
[大阪・豊中] 6月9日(火)10:00〜12:00
6月10日(水)10:00〜12:00
6月11日(木)10:00〜12:00
090-6738-4258 江口
ゆいゆいキッズ
[岡山] 6月8日(月)9:00〜20:00
6月9日(火)9:00〜20:00
090-7543-8378 原田
[香川] 6月8日(月) 9:00〜21:00
6月9日(火)9:00〜21:00
090-9773-3542 練尾
[沖縄] 6月8日(月) 9:00〜16:00
6月9日(火)9:00〜16:00
070-5480-8998 金澤

2015.05.10 Sunday

代表交代のご挨拶

障害児を普通学校へ・全国連絡会 代表 長谷川律子

何年か前、お声かけがありました。その時は、母の介護、仕事、その他でお引き受けできませんでした。今回も電話、FAX、などの連日の?? 其のつど、身の丈に合わないとお断りしてきました。「冥土」の土産に最後のお仕事をしなさい…と。妙な説得力にストンと落ちてしまいました。いろいろな処に不具合を感じる年齢になりました。全国連の人脈に足を引っ張ってしまうのでは、という危惧が脳裏をかすめてました。歌の文句ではありませんが「こんなあたしの…」です。若い人へのバトンタッチまでの期間限定でさせていただきますと、先日の総会の時にお返事しました。でも、今も気持ちの準備や整理がついていないのが正直なところです。

現在、私の生業はフルタイムで仕事をしています。NPO法人を1999年に立ち上げ、居宅介護支援事業、訪問介護、移送サービスの3事業を行っています。そこで介護支援専門員(通称ケアマネ)として、クルクル動き回っております。当法人はご本人(高齢者)、ご家族の側に寄り添い共に考えていくことを軸にしてます。そんなの当たり前でしょ! と思われるでしょうが、そうではない現実が多々あります。効率的でない我が事業所はお一人お一人に時間がかかります。でも、その手間、時間は本人、家族が後で後悔しない結果に結びついてます。どんな環境や状況でも、住み慣れた自宅がいい、とおっしゃいます。あんたたちのせいでそうなったのではなく自分たちで決めた、になってます。

これこそが本人の意向と家族の合意と思っています。一方、薬で安定させて(必要な場合もあるでしょう)施設等への入所を勧め、一丁あがり的な手法をとる所もあります。対人関係で相性もあるでしょうが、どうも私はごちゃごちゃ付き合っていくのが好きな性分のようです。そして、この仕事を通してやはり感じるのが「共に」です。「共に育つ」と「在宅介護」は共通…だと思ってます。
金井闘争で訴えていた「障害児を普通学校、学級へ」は高齢者問題につながってますよね。38年前の私たちの要求とこの間の文科省の見解を読み比べると
/討良佞添い(私は付き添わなかった)…今も変わらず付き添いを強要されているご家庭の負担は大きく様々な問題をひきおこしてます。
不当な差別……康治の転校希望先の校長は裁判所で「差別してはいけないとは法律に書いてない」と証言。このような人が小学校の校長をしている、なんと子どもたちは不幸な時間を過ごしたことか。
9舁的配慮(校内整備・介助員など)…誰にとっての配慮なのか、権利剥奪や不利益にならないように行政や学校に考えてほしい。

「どの子も地域の学校・学級へ」は「インクルーシブ教育」の普通学級が原則と同じです。何か横文字がたくさんになり、こまごまと分けられている現実。難しい文言が飛び交い理解力低下の私には難しい。

しかし、分けられた不幸で子どもたちの事件が多い最近。胸が締め付けられる思いの人も多いと思います。社会・大人たちは子どもたちの育ちに目を向けて欲しいと願っています。誤解しないで下さい。メディアを通じてのにわか評論家は、家庭環境や子育て、母親などをクローズアップし追い込んでいるように見えます。でもちがうでしょ! 子どもたちがどんな環境におかれてるか振り返って欲しいです。「共に育つ」は、人間教育・共育…。子どもの成長年齢はとりもどすことができません。私は、子どもの側、親の側に寄り添い考えていきたい。「当たり前に」学校へ。「特別なことを求めるのではない」「みんなと一緒に」を希望するだけです。
法改正、制度改革など議論しなければならないことがたくさんあります。

会員の皆様を中心に、事務局、事務所当番をしてくださる方、皆様のご協力をいただきながら活動していきたい所為、どうぞよろしくお願いします。


〈代表交代について・ひとこと〉

障害児を普通学校へ・全国連絡会は、1981年に結成された当初より、世話人会と事務局で運営されてきました。その後、運営上の問題もあって1991年に運営委員会を開くようになり、さらにその運営委員会を積み重ねる中で、役員組織を含めた規約ができたのが2000年でした。その規約の中で「代表」をおくことが定められ、2001年の全国連絡会総会で徳田茂さんを代表として選びました。選んだというより、運営委員会が強くお願いしてなっていただいたというのが実情かも知れません。

それから14年近く、徳田さんからは「いつになったら替えてもらえるのかい」などと言われながら、ずっと代表をお願いしてきまし
た。

そう言われていた徳田さんでしたが、文科省との交渉や大事な国会の動きのときなどには、金沢から東京まで何度も駆けつけるなど、常に全国連絡会を全力で支え、全国集会や各地の応援にも力を尽くしてこられました。

しかし、そんな徳田さんにいつまでも代表をお願いするわけにもいかず、この度、長谷川律子さんに代表になっていただくことになりました。長谷川さんは、ご存知のように故金井康治さんのお母さんであり、「弟と一緒の学校に行きたい」という康治さんの願いを実現すべく何年にもわたる普通学校への転校闘争を闘って来られた方です。この「金井闘争」が「障害児を普通学校へ」の運動の原点ともなりました。その後も、長谷川さんは全国の闘いを支援し、全国連絡会を支えてきてくださいました。全国連も世代交代をしていかなくてはなりません。そのために、会の原点を引き継いでいただくということでお願いしました。徳田さんには、長い間代表をしてきてくださり、感謝の思いでいっぱいです。これからは、運営委員として引き続き、外部団体や国会議員との関係作り等に、会の顔として関わっていただくことになっています。(事務局・片桐)
 

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